Snow Manとの出会い

2019年7月13日『音楽の日

 

この日は、ジャニーさんが亡くなってから初めての大型音楽特番の日だった。

 

それまで、ロック系アーティスト一筋で『ジャニーズ❓はぁ❓』って感じで、音楽番組にジャニーズが出てるだけでチャンネル変えるくらい毛嫌いしていた。

 

そんな自分だけど、小学生の時、生まれて初めて好きになったのが某ジャニーズグループで、そのお陰で友達も出来て、初めてコンサートに行った。

 

ジャニーさんが亡くなり、当時の思い出が蘇り、ジャニーさんの追悼番組になると言われてた『音楽の日』だけは観ようと思い、正座してTVの前で『15分9秒』が始まるのを待ってた。

 

ジャニーズjrが出るのは知っていたが、それがSnow Manと言うのも知らず、もちろん何をやるのかさえ知らず…

 

可愛くて小さい男の子達がキラキラ笑顔で踊るんだろなってくらいの予想して待ってた。

 

タッキーの手紙が読み上げられ、その時に初めてタッキーがどんな想いで引退したのかを知った。手紙に感動し泣きそうになったと同時にSnow Manが仮面舞踏会を歌い始めた。

 

『えっ‼️この人達がジャニーズjr⁉️メチャクチャ大人で完成されてるじゃん』

 

『背が高くタキシードが良く似合うし、ジャニーズのイメージじゃないじゃん』

 

ダンスも歌も上手くて衝撃が走った。

 

すぐにSNSで調べてSnow Manってグループだと知った。

 

そして、センターの髪が長い人のダンス、雰囲気、笑顔が忘れられず、一日中検索しまくった。

 

それが岩本照だと知り、滝沢歌舞伎のDVDを観ると良いってコメントをみて、次の日にはタワレコ行って過去の滝沢歌舞伎のDVDを買って観まくった。(その時はまだジャニーズ関係の物を買うのが恥ずかしかった)

 

その後スノTubeも観はじて、完全な沼落ち状態。

 

えっこの歳で、あんなに毛嫌いしてた私がジャニオタに⁉️

 

まだ認めたくない自分もいて葛藤してたが、Snow Manの動画を観れば観るほどハマって行き、『大好きです』と認めた方が楽になっていった。

 

その後、本格的にハマって行ったのは岩本照の自粛が決まってからだ。

 

目の前から突然居なくなり、初めて岩本照という存在が自分の日常の中に嵌り込んでいたか知った。

 

自粛中、過去にSnow Manや岩本照が出演してた映像は全て観た。雑誌も過去に遡って殆ど読んだ。

 

出た結論は、『信じて待つ』だった。

 

そのうち8人のSnow Manを観るのが辛くなり、毎日泣いた。噂に翻弄され、心配で心配でたまらなくなっていた。

 

そして、限界になりそうな瞬間、復帰が発表された。

 

未来を変えようと努力していた岩本照、そんな彼をリーダーとして待ち続けたメンバー達。

 

知れば知るほど、彼らの人柄と育ちの良さ、仕事や仲間に対する真摯な姿が伝わり、この9人が集まったことの凄さを知った。

 

こんな辛い経験は無い方が良かったけど、何も無かったらこんなに知ろうともせず、こんなにハマっていなかったかもしれない。

 

照が復帰してからの快進撃は既にご存知の通り。

 

深く沼った後だから、どんな記録を達成しても『でしょうね…』と落ち着いていられる。

 

彼らはまだ何一つ満足してない。

 

頭一つも出てないと言う。

 

それだけ彼らは悔しい想いをしてきて、一瞬で壊れて行く怖さもみてきたからだ。

 

音楽の日に一瞬で引き込まれた魅力。

 

その魅力は本物である。

 

あの日あの時、出会わせてくれたジャニーさんに心から感謝したい。